美術回路|アート思考プログラム「ビジョンスケッチ」開始

美術回路

アート思考とは何か?

なぜ、アート思考が必要か?

多くの企業にとって、先行きが不透明であり長期的なビジョンが描けないVUCAと呼ばれる時代、ビジネスの多層なレイヤーにおいて、これまでのやり方に限界が生じています。

●「経営層」:事業を改めて見直すために、パーパス視点で広く高い社会的な視座から企業の経営方針やビジョンを表現したい。

●「事業部」:問題意識をもっと深く探求し、新たな事業や世界を創り出したい。

●「人事部」:多様な人材の可能性をさらに伸ばしていくために、社員の主体性やイノベーション力などを引き出したい。

こうした背景の中、それらを打破するヒントとして、ビジネスの世界に「アートの力」や「アーティストの思考回路」を取り入れるアプローチに、今、注目が集まっています。「アート思考」と呼ばれるアーティストの思考法を組織の隅々まで浸透させることで、、既存の殻から脱却し、これからのビジョンを描くトリガーとなります。

アート思考とは何か?

「アート思考」とは、アーティストの思考回路を身に付けて自分のビジネスに活かす方法論のことです。

優れた現代アーティストが作品を創作していくプロセスを分析していくと「問題提起力」「想像力」「実現力」「対話力」の4つの思考回路を持っている。アーティストはこれらの4つの思考回路を循環させながら、これまでなかった独自の世界をつくりだしていきます。

問題提起力

前提を疑う力であり、自らを取り巻く環境や自分の価値観、固定観念などに対して問いかけていく。

想像力

見えないものを思い描く力であり、自分の問題意識や社会に対する違和感を経て、想像力が生まれていく。

実現力

想像を現実にする力であり、さまざまな制約条件や障害を乗り越えて作品を完成させていく。

対話力

世の中と対話する力であり、他者の批評を受け入れながら、長い年月をかけて後世へと受け継げられていく。

パーパス経営にも有効なアート思考

今、注目されるパーパス経営
アート思考を取り入れることでパーパスに対して以下の効果が得られます。

今一度、自分自身の問題意識を見つめ直し、ストーリーとして表現&対話できる

アーティストやワークショップ参加者のモノの見方や価値観など多様性に触れられる

Z世代の本質的な思考を引き出し、組織目標と結び付け、意欲を高めることができる

パーパス経営とは:
パーパス(=社会における企業の存在価値)があることによって、戦略や組織に一貫性と一体感が生まれ、パーパスに共感した社員が高いモチベーションでその能力と創造性を発揮することができる。